何をするか、の前に「誰と組むか」
昨日、またまた職人気質のとても気持ちのよい美しい女性(見た目はもちろんのこと、マインドも)にお会いしてきました。
私、職人タイプの仕事人って大好きなんですよね......。
彼女といろいろ話をしました。
特に、「そうですよね~」と、互いに大きく納得したことがありました。
それは、
「ミッションを忘れない」
ということ。
このことを通じて、自分は何をしたいのか。
自分が一番幸せであるのはどんなときか。
ただひたすら楽しくそれを追い求めて行くと、おカネはついてきます。
でも、たいがいは、うまく行き始めると、初めはそのつもりだったのに、いつの間にかあくなき欲の塊に変貌してしまっていたりする......そんな人たちをたくさん見てきました。
狂わせるのは、羨望と称賛......。
褒められ、持ち上げられ、自分の力を過信し、謙虚さを失った時、待ってましたとばかりに「魔」が入り込みます。
だから常に、先の原点に戻ることを私は自分の信条にしています。
そして、その時々で自分が出会う人々が私の「リトマス試験紙」、メッセージなのだと思い、自分の方向性や姿勢をチェックしています。
何かをしたい時、たった一人でできることももちろんあります。
が、新たな展開をしたい時、事業を少し拡張したい時、私は「何をするか?」「どうするか?」よりも、まず「誰と組むか」にプライオリティーを置いています。
なぜならば、クリエイティブに仕事をしてくためにはそのことが非常に重要だと確信しているからです。
組む相手が、自分と同じ思い、姿勢、志、熱量でそのことに取り組み、描く目標到達点まで(ここ、重要です。見ている到達点が違うとズレが生じます)一切の妥協をせずに共に汗してくれるかどうか。その1点があれば、可能性はいくらでも広がります。共に創り上げたものを見てさらに気持ちが盛り上がり、次のビジョンが見えてきます......ワクワクが連鎖していく、みたいな感じでしょうか...。それは、たとえようもないほど幸せな感覚です。
いま、私は幸い、そんなパートナーを得て仕事ができています。
だから、幸せです。