継続できる「しくみ」をつくる
すっかり涼しくなりました。
夏が終わって秋になると、あとはもう一気に年末~年度末......。
今年こそ、秋移行に仕事が偏らないように動き出したつもりが、やっぱり、だんだんと後ろへズレていっている......ちょっと戦々恐々です。
さて、タイトルの「継続するための『しくみ』をつくる」。
先日、目からウロコが落ちるというか、得心したことがありました。
私、「しくみ」って好きじゃなかったんですよ。
そして、正直言えば、いまもあまり好きじゃないです。
もともと、型や枠にはめられることが嫌いなもので(笑)。
で、その「しくみ」。
たとえば、組織。たとえば、地域。
動かしているのは1人ひとりの「人」です。
よく仕事は「人」に付いてくる、と言いますが、そうした、「属人的」にならない仕事の進め方、組織の在り方として出てくるのが、「しくみ」なわけです。
ですから、このしくみ論を、特に地域づくりの文脈で大上段に主張されると、
「てやんでぇっ!そんな机上の理論に当てはめて、しくみをつくって作業を単純化して誰でもできるようにするって、工場の製造ラインじゃないんだから。どんな小さな仕事にだって、個人の判断力がいるんだから、その『人』を育てることなしに、しくみさえつくればOKなんて甘い、おかしい! 」
という思いがムクムクともたげてきて、反発するのが常だったわけです。